インデックスファンドとアクティブファンドの違い
投資信託の種類
運用報告書を調べれば投資信託が分かる
日本株に投資する投資信託の中には、様々な投資信託があります。ここでは、日本株投信にはインデックス型とアクティブ型があること、時価総額などで判別して投資する投資信託があること、またその投信がどういった日本株に投資しているのかなどを運用報告書を見て調べる方法があることなどをご紹介しましょう。
インデックス型とアクティブ型
投資信託にはインデックス型とアクティブ型の2種類があります。
インデックス型
インデックス型は「インデックス」や「~連動」と表示のある投資信託のことであり、日本株投信でいえば日経平均やTOPIXに連動するような投資信託のことを指します。
アクティブ型
もう一方のアクティブ型は、日経平均やTOPIXなどの指標のリターンを上回る成果を目指す投資信託になります。ただし、あくまでも「上回る成果を目指す」というものです。必ずしもリターンが上回るわけではありませんので、注意してください。
相違点
■信託報酬が違う
積極的に銘柄の売買を行うアクティブ型に対してインデックス型は売買を行いません。そのためアクティブ型はインデックス型にくらべて信託報酬が多くかかります。
■リスク・リターンが違う
インデックス型は市場の平均値に連動する形で運用されています。これは、大きなリターンがない代わりにリスクが小さい、ローリスクローリターンであるということを意味しています。(なお、実際のリスクは、インデックスによります。例えば、債券インデックスと株式インデックス、新興国株式インデックスでは、リスクは異なります。)
一方でアクティブ型では市場の平均値を上回る事を考えて運用するので、もちろん上手くいって大きな利益をあげることもありますが、逆に市場の平均値さえ上回れないこともあります。つまりハイリスクハイリターンであるということです。
時価総額や流動性を考慮した投資信託の分け方もある
日本株投信の中には、時価総額(株価と株式数をかけあわせたもの)や流動性(株式が売買しやすいかどうか)から判断して投資を行う投資信託があります。
例えば、時価総額と流動性が高い「大型株」に投資する投資信託や、時価総額や流動性がやや低いもしくは上場しているとはいえまだまだベンチャー企業の領域にある企業の株式「中型株や小型株」に投資する投資信託があります。
主に大型株に投資する投資信託の例(純資産額が比較的大きいものを表示)
- フィデリティ・日本成長株・ファンド(フィデリティ)
- フィデリティ・ジャパン・オープン(フィデリティ)
- ノムラ 日本株戦略ファンド『愛称:Big project-N』(野村)
- 日本好配当株投信(野村)
- ダイワ 日本好配当株ファンド(大和)
- みずほ 好配当株投信(損保ジャパン)
- 日興 ジャパンオープン『愛称:ジパング』(日興) など
※( )は運用会社
主に中小型株に投資する投資信託の例(純資産額が比較的大きいものを表示)
- フィデリティ・日本小型株・ファンド(フィデリティ)
- フィデリティ・中小型株・オープン(フィデリティ)
- 野村 日本真小型株投信(野村)
- 新世代成長株ファンド『愛称:ダイワ大輔』(大和)
- JF 中小型株オープン(JPモルガン)
- 日興 エボリューション(日興) など
※( )は運用会社
どんな株式に投資しているかを見るには、運用報告書見るべし!
上記において、様々な日本株式投信があることを説明しました。それでは、各投資信託が実際に投資している株式にどのようなものがあるのかを見るにはどうすればよいのでしょうか?答えは、各投資信託の運用報告書を見ればある程度の内容が分かるといえます。
ここでは、上記で記載したフィデリティ・日本成長株・ファンドについて見てみましょう。2009年11月の運用報告書を見てみてください。
運用報告書の『組入上位10銘柄』を見ると、2009年10月30日現在において、ダイキン工業や三菱電機、日本電産、パナソニック電工といった株式に投資しているのが分かります。
あくまでも投資している比率の高いものしか見ることが出来ませんが、運用報告書を見ればある程度どのような日本株式に投資しているかがわかるといえます。
※上記はあくまでも筆者の見解であり、資産形成の助けとなる情報を提供するものです。投資の推奨・勧誘を行うものではありません。投資は自己責任でお願いいたします。投資信託の購入に際しては、必ず目論見書を十分に確認した上でご検討ください。
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